増刊号 内科エマージェンシーと救急手技
症状からみた内科エマージェンシー
42.黄疸
六倉 俊哉
1
1茅ヶ崎徳洲会総合病院・消化器科
pp.1808-1810
発行日 1990年9月30日
Published Date 1990/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900459
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ポイント
1)病歴,理学所見,血液検査,腹部エコーにて,おおかたの鑑別診断は可能.
2)必要に応じ,CT,ERCP,PTBD,肝生検を施行する.
3)治療は原疾患により異なるが,ショック,意識障害のある患者には診断と治療を並行して行う.
4)劇症肝炎で意識障害が進行する場合には,肝補助療法を考慮する.
5)閉塞性化膿性胆管炎に対しては,早急にドレナージ手技が必要である.
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