講座 小児診療のコツ・9
黄疸
川名 嵩久
1
Takahisa Kawana
1
1川名小児科
pp.531-535
発行日 1984年3月10日
Published Date 1984/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218967
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小児科における黄疸はほとんど新生児期および乳児期早期にみられる.大部分の新生児が生まれてまもなく生理的黄疸を,また母乳栄養のものは引き続いて母乳黄疸を経過する.
これらは特別に病気扱いをしないでよいことが多いが,これらに隠れていろいろの種類の重症の黄疸が相当の数発症する.それゆえ,いつもこれは病的黄疸ではないかと注意していなくてはならない.
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