今月の主題 内科医のための小児診療のコツ
主な症状・疾患の診療の要点
低身長・高身長
大関 武彦
1
1鳥取大学医学部・小児科
pp.1328-1331
発行日 1990年8月10日
Published Date 1990/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900333
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●低身長
小児では,多くの病的状態により成長への影響が出現することが,大きな特徴のひとつである.身長発育の異常の原因として,内分泌疾患が重要なものであることがよく知られているが,それ以外の多くの疾患が,身長増加へ影響を及ぼす.それとともに,人種,家系などの素因も,最終身長,成長のパターンに関連し,時代的変化が存在することもよく知られている.
本稿ではは小児の低身長と,その判定法の要点を記す.
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