今月の主題 内科医のための小児診療のコツ
思春期の異常
低身長
津﨑 さゆ美
1
,
小佐野 満
2
1慶応義塾大学医学部・小児科大学院
2慶応義塾大学医学部・小児科
pp.1380-1381
発行日 1986年8月10日
Published Date 1986/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402220493
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「成長」は小児に認められる特徴的な現象であり,多種多様な因子の影響をうける.悪影響を及ぼす因子が存在する場合,その結果として成長障害(低身長)という現象が生ずる.しかし,悪影響を及ぼす明らかな因子が存在しない場合でも成長障害(低身長)が認められることがある.その代表的な例が思春期遅発症である.
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