今月の臨床 産婦人科内科—治療のポイント
思春期
1.低身長
高野 加寿恵
1
Kazue Takano
1
1東京女子医科大学内分泌疾患総合医療センター
pp.1022-1024
発行日 1991年9月10日
Published Date 1991/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409900536
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低身長者(小人症)の定義は一定していないが,一般に身長が同性同年齢の平均身長より−2SD以下を言う場合が多い。子供が将来低身長になるかどうかは定期的に身長を測定して日本人小児の成長曲線にプロットしてその手がかりを得ることができる。身長カーブが横バイとなった場合も低身長になる可能性がある。そのような場合はスクリーニング検査を行い,低身長の原因を検討することが大切である。
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