特集 内科医が知っておくべきICU・ERでの薬の使い方
循環
抗不整脈薬
出口 慧人
1,2,3
,
若林 禎正
1,2,3
1諏訪中央病院内科系診療部
2諏訪中央病院循環器内科
3諏訪中央病院救急集中治療科
キーワード:
Vaughan Williams分類
,
陰性変時作用
,
心臓選択性
,
半減期
Keyword:
Vaughan Williams分類
,
陰性変時作用
,
心臓選択性
,
半減期
pp.1608-1612
発行日 2024年9月10日
Published Date 2024/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402229752
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Point
◎不整脈が二次性に惹起されている可能性を常に考慮する.
◎抗不整脈薬を使用する際には,病態生理と薬理作用,特に催不整脈作用や副作用を考慮したうえで選択を行う.
◎頻脈性不整脈に対してはβ遮断薬,アミオダロン,Ca拮抗薬などが治療の選択肢となる.
◎アトロピンは迷走神経依存性の徐脈に対して効果をもたらす.
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