特集 “とりあえずスタチン”から脱却!—動脈硬化性疾患一次予防・最新の考え方
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大気汚染と動脈硬化性疾患
小島 淳
1
1桜十字八代リハビリテーション病院
キーワード:
大気汚染
,
黄砂
,
PM2.5
,
急性心筋梗塞
,
AMI
,
院外心停止
Keyword:
大気汚染
,
黄砂
,
PM2.5
,
急性心筋梗塞
,
AMI
,
院外心停止
pp.1336-1341
発行日 2024年7月10日
Published Date 2024/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402229693
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Point
◎黄砂やPM2.5といった大気汚染物質は,動脈硬化性疾患発症のトリガーになる可能性がある.
◎その機序は,大気汚染物質によって生じた酸化ストレスや炎症が全身に波及するためと考えられている.
◎大気汚染曝露を避けるという早期介入が,一生にわたる動脈硬化のリスクを低減させるうえできわめて重要になる.
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