特集 一般医家のための—DOAC時代の心房細動診療
心房細動の非薬物治療
どのような患者をアブレーションに紹介する?
井上 耕一
1
1国立病院機構大阪医療センター循環器内科
キーワード:
心房細動アブレーション
,
早期心房細動
,
無症候性心房細動
,
Shared Decision Making
Keyword:
心房細動アブレーション
,
早期心房細動
,
無症候性心房細動
,
Shared Decision Making
pp.2329-2333
発行日 2023年12月10日
Published Date 2023/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402229339
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Point
◎心房細動アブレーションの技術は成熟し,安全性と有効性が向上している.
◎心房細動アブレーションの適応は拡大してきており,リズムコントロールにおける第一選択治療の1つになった.
◎初期心房細動においては,無症状であっても予後改善のためのアブレーションが考慮されるようになっている.
◎心房細動アブレーションは初期のほうが効果は得られやすいため,行うならば早期の施術が好ましい.
◎この治療を受けるかどうかは,患者と医師のShared Decision Makingで決定される.
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