連載 明日から主治医! 外国人診療のススメ・8
多文化社会での周産期管理の工夫と課題:ネパール人の産科診療を中心に
古川 誠志
1
1河北総合病院産婦人科
pp.2178-2182
発行日 2023年11月10日
Published Date 2023/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402229300
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CASE
以下は,妊娠糖尿病と診断されたネパール人妊婦と医師,通訳の産科外来での会話である.
医師)アニタさん,検査で妊娠糖尿病と診断されました.
通訳)तपाईलाईगर्भकालीनमधुमेहभएकोपत्तालागेकोथियो
アニタさん(ネパール人妊婦))मैलेकेगर्नुपर्छ?
通訳)「どうすればいいですか?」と言ってます.
医師)アニタさん,ご自身の血糖値を測りつつ,まずは食事の内容を見直しましょう.
通訳)तपाईंकोआफ्नैरगतमाचिनीमापनगर्दा, पहिलेतपाईंकोआहारकोसामग्रीसमीक्षागरौं
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