増大号特集 これからもスタンダード!—Quality Indicatorの診療への実装—生活習慣病を中心に
生活習慣に影響・関連するエトセトラ
不眠症の診療評価指標
榎本 貴一
1
,
原田 拓
2
1練馬光が丘病院薬剤室
2練馬光が丘病院総合診療科
キーワード:
不眠症
,
ベンゾジアゼピン
,
患者教育
,
タスクシェア
Keyword:
不眠症
,
ベンゾジアゼピン
,
患者教育
,
タスクシェア
pp.2016-2020
発行日 2022年10月10日
Published Date 2022/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402228560
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Point
◎不眠症治療のアウトカムとして,「睡眠の質・満足度の改善」および「日中の機能(パフォーマンス)の改善」がある.
◎睡眠薬の有害事象により日中の機能の悪化に繋がっていないか評価することも重要である.
◎高齢化が進み,マルチプロブレムな患者が多くなるなかで,不眠症におけるQI(quality indicator)を改善していくことは難しい.
◎不眠症治療のゴールを共有しつつ,多職種でタスクシェアすることにより質改善が実装できる.
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