特集 日常診療で内分泌疾患を見逃さない!
代表的内分泌疾患
【下垂体疾患】
ACTH依存性Cushing症候群—“劇症”メタボリック症候群を見逃さない!
菅原 明
1
1東北大学大学院医学系研究科分子内分泌学分野
キーワード:
Cushing病
,
異所性ACTH症候群
,
デキサメタゾン抑制試験
Keyword:
Cushing病
,
異所性ACTH症候群
,
デキサメタゾン抑制試験
pp.1345-1348
発行日 2021年8月10日
Published Date 2021/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402227753
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Point
◎Cushing病は異所性副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)症候群との鑑別が治療上重要である.
◎Cushing病治療の第一選択は経蝶形骨洞的下垂体腺腫摘出術(TSS)である.
◎寛解後はヒドロコルチゾンの補充が6ヶ月〜2年間必要となる.
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