特集 膠原病・自己免疫疾患を「見える化」する
臨床から見える化する
【関節リウマチ】
関節炎局所を見える化する—関節エコーとMRI
池田 啓
1
1千葉大学大学院医学研究院アレルギー臨床免疫学
キーワード:
関節エコー
,
MRI
,
滑膜炎
,
腱鞘滑膜炎
,
付着部炎
Keyword:
関節エコー
,
MRI
,
滑膜炎
,
腱鞘滑膜炎
,
付着部炎
pp.2059-2063
発行日 2020年11月10日
Published Date 2020/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402227289
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Point
◎関節炎の症状や所見は多様であり,問診および触診のみでの評価は難しい場合がある.
◎関節エコーおよびMRIでは,滑膜炎,関節包炎,腱鞘滑膜炎,滑液包炎,付着部炎,骨炎,結晶沈着などを見える化することができる.
◎関節炎の見える化により,疾患の診断と除外,モニタリングの精度が向上しうる.
◎関節炎の見える化により,疾患概念が変化することがありうる.
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