特集 デキル内科医のコンサルト—専門医が教える隠れたエッセンス
コンサルトを依頼する
乳幼児の尿路感染症を疑う場合
倉橋 幸也
1
1兵庫県立こども病院救急総合診療科
pp.746-749
発行日 2020年4月10日
Published Date 2020/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402226958
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Point
◎乳幼児の熱源不明の発熱では尿路感染症(UTI)を必ず鑑別に挙げる.特に咽頭発赤がない場合は,注意が必要である.
◎尿培養は,クリーン・キャッチもしくは導尿で確保した尿を提出する.
◎バッグ尿で尿培養を提出すると,コンタミネーションの確率が高い.
◎抗菌薬投与前には必ず血液培養も提出する.
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