増刊号 早わかり診療ガイドライン100—エッセンス&リアルワールド
膠原病
69 関節リウマチ—関節リウマチ診療ガイドライン2014
滝澤 直歩
1,2
1中部ろうさい病院リウマチ膠原病科
2中部ろうさい病院腎臓内科
pp.300-303
発行日 2020年4月1日
Published Date 2020/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402226885
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・関節リウマチ診断後,“速やかに従来型抗リウマチ薬(csDMARD)を開始”し,“速やかに関節炎を改善・消失させる”ことの重要性が強調された.
・csDMARDとしては,禁忌でなければメトトレキサートを第一選択とすることが明記された.
・治療開始後6カ月で治療目標(関節炎の消失,またはそれに近い状態)が達成されなければ治療強化を,特に予後不良因子(後述)がある場合には生物学的製剤の導入が推奨された.
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