特集 内科医が押さえておくべき—検査の考えかたと落とし穴
視点別 押さえておきたい検査の考え方
診断を目的とする検査の考え方
野口 善令
1
1名古屋第二赤十字病院総合内科
pp.1908-1912
発行日 2019年11月10日
Published Date 2019/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402226563
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Point
◎診断を目的とする検査では,検査結果から自動的に診断が決まると考えない.
◎「鑑別診断仮説→仮説の評価(検査前確率)→検査→検査後確率→最終診断」という全体的な図式(フレーム)を理解する.
◎特に診断の方向性(除外診断のための検査か,確定診断のための検査か)と検査前確率を意識する.
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