特集 これからの心不全診療への最新アプローチ—予防からチーム医療・先進医療まで
特殊な治療
大動脈弁狭窄症,機能性僧帽弁閉鎖不全症のカテーテル治療
中嶋 正貴
1
,
松本 崇
1
1仙台厚生病院循環器内科
pp.2250-2252
発行日 2018年12月10日
Published Date 2018/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225955
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Point
◎外科手術が唯一の選択肢であった弁膜症(大動脈弁狭窄症,僧帽弁閉鎖不全症)に対する低侵襲なカテーテル治療が近年わが国に導入され,臨床使用可能である.
◎TAVIは開胸高リスク患者への低侵襲治療として開発されたが,その良好な成績からよりリスクが低い患者へも適応が拡大されつつある.
◎MitraClip®はこれまで有効な選択肢が乏しかった機能性僧帽弁逆流症に対する,有効な選択肢となることが期待されている.
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