特集 もっともっとフィジカル!—黒帯級の技とパール
神経系の症候
Parkinson病を疑うとき
塩尻 俊明
1
1国保旭中央病院総合診療内科
pp.1456-1459
発行日 2018年8月10日
Published Date 2018/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225771
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Point
◎Parkinson病での安静時振戦の診察は,上肢の緊張を低下させたうえで行うことが重要である.
◎本態性振戦との鑑別は,暗算負荷,振戦の質,振戦の進展形式に着目する.
◎固縮がわかりにくい場合は,induced rigidityが有用である.
◎Myerson徴候の診察では,指が患者の視野に入らないようにして眉間を叩く.
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