特集 明日のために解くべし!—総合内科問題集
症例問題
Question2 40歳の男性 主訴 3週間前から発熱・頭痛・咽頭痛があり,意識障害で救急搬送された
篠原 浩
1
,
忽那 賢志
2
1京都市立病院感染症内科
2国立国際医療研究センター国際感染症センター
pp.556-558
発行日 2018年4月10日
Published Date 2018/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225522
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
現病歴 当院搬送3週間前から,悪寒・頭痛・咽頭痛を伴う38℃台の発熱がみられた.近医で感冒と診断され解熱鎮痛薬の処方を受けたが,その後も発熱・頭痛が続いた.当院搬送前日の夜までは食事摂取や受け答えも問題なかったが,搬送当日につじつまの合わない発言がみられ,受け答えもうわの空であったため,家族が救急要請した.
既往歴 20代:虫垂炎.25歳:急性B型肝炎.30歳:梅毒.
Copyright © 2018, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.