特集 骨関節内科
骨関節内科 実践編
整形外科的アプローチ
【部位別】
手首・手・指
永井 佳樹
1
,
辰巳 徹志
2
1東京都立多摩総合医療センター リウマチ膠原病科
2東京都立多摩総合医療センター 整形外科
pp.2182-2186
発行日 2017年12月10日
Published Date 2017/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225242
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Point
◎疼痛,可動域制限,運動障害(指の引っ掛かりなど),手・指のこわばり,腫脹,腫瘤,しびれ,知覚鈍麻,筋萎縮,筋力低下,変形などが主訴となる.
◎圧痛点の有無や場所,特有の所見や徴候があるかどうかは診断の大きな助けとなる.
◎痛みがあっても圧痛がない場合は,近位の神経疾患の可能性がある.
◎しびれや知覚鈍麻,筋萎縮,麻痺などの症状は整形外科領域だけでなく,神経内科疾患や代謝性疾患の可能性もあり,幅広く鑑別を考える.
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