特集 —症候別 すぐ役に立つ—救急画像診断—いつ撮る? どう見る?
総論—救急領域の画像検査の特徴
単純X線検査の適応と限界
船曵 知弘
1
1済生会横浜市東部病院救命救急センター
pp.626-629
発行日 2017年4月10日
Published Date 2017/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402224864
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Point
◎撮影の方法により,正常像が異なるため,撮影方法による正常像を理解し,病態を考えなくてはならない.
◎腹部単純X線検査の診断は限定的であり,臨床所見に応じて超音波やCTの検査を施行するべきである.
◎四肢単純X線検査は今なお第一選択となる画像検査であり,可能な限り2方向以上で撮影して評価する.
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