増刊号 総合内科医の必修臨床問題182問
呼吸器
Question100 66歳の男性.主訴「発熱,咳嗽および喀痰」
武藤 義和
1
,
森野 英里子
1
1国立国際医療研究センター呼吸器内科
pp.251-252
発行日 2017年4月1日
Published Date 2017/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402224773
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66歳の男性.
現病歴 急性リンパ球性白血病にて入院し抗悪性腫瘍化学療法を施行中に,発熱,倦怠感,咳嗽および喀痰の増加をきたしたため,胸部X線と胸部CT検査を施行したところ浸潤影を認めた.好中球減少中の発熱として,直ちにカルバペネム系抗菌薬を開始したが,治療反応が悪く改善を認めなかったため,気管支内視鏡検査にて経気管支肺生検を施行した.
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