連載 診断力を上げる 循環器Physical Examinationのコツ・24
不整脈患者の診かた
山崎 直仁
1
1高知大学医学部 老年病・循環器内科
pp.560-566
発行日 2017年3月10日
Published Date 2017/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402224667
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症例
50代女性.主婦.
病歴 8年前からRaynaud現象が出現するようになった.これを契機に強皮症と診断され,膠原病内科で加療を受けていた.定期外来受診時に徐脈を指摘され,心電図を記録したところ,完全房室ブロックを認めたため,緊急入院となった.明らかな失神のエピソードはない.
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