特集 おさらい腎疾患—明日から役立つアプローチの基本
電解質,酸塩基平衡異常
K濃度の異常
熊谷 天哲
1
,
内田 俊也
1
1帝京大学医学部内科学講座腎臓グループ
pp.303-307
発行日 2017年2月10日
Published Date 2017/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402224608
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Point
◎K濃度異常が認められた場合にはK摂取量,尿中K排泄量,Kの細胞内外の移動を考慮して病態を考える.
◎高K血症では致死的な不整脈や心停止に至る可能性があり,迅速な治療が必要になることが多い.
◎心疾患,不整脈,肝疾患では,低K血症の治療を早めに行う.
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