特集 内分泌疾患を診きわめる
下垂体疾患
ホルモン欠乏症
【下垂体前葉機能低下症】
下垂体ホルモン単独欠損症
江口 真美
1
,
長谷川 奉延
2
1産業医科大学病院小児科
2慶應義塾大学病院小児科
pp.2111-2116
発行日 2016年12月10日
Published Date 2016/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402224497
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
●GH単独欠損症は小児期に低身長をきたすのみならず,成人期に心血管系疾患のリスクも増大させる.
●ゴナドトロピン単独欠損症の治療の目的は,二次性徴の発現・成熟と妊孕性の獲得である.しかし,治療法は確立されていない.
●すべての下垂体ホルモン単独欠損症の治療原則は生涯にわたるホルモン補充である.
Copyright © 2016, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.