特集 脳卒中はこう診る—新ガイドラインで何が変わったか
脳卒中の診断
脳卒中をいかに疑うべきか
竹川 英宏
1,2
,
鈴木 綾乃
1
,
平田 幸一
3
1獨協医科大学神経内科(脳卒中部門)
2獨協医科大学病院超音波センター
3獨協医科大学神経内科
pp.240-244
発行日 2016年2月10日
Published Date 2016/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223940
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ポイント
●脳卒中か否かを評価するスケールとして,CPSS,LAPSSが広く使用されている.
●CPSSは顔面麻痺・上腕麻痺・言語障害を評価し,1つでも異常があれば脳卒中の疑いがある.
●KPSS,MPSSはNIHSSと相関し,重症度評価に有用である.
●脳卒中病院前救護と脳卒中初期診療の標準化として,PSLS,ISLSがある.
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