特集 外来で診るリンパ腫・骨髄腫—治癒または長期共存を目指して
リンパ腫診療の進歩
【診断と検査】
リンパ腫の病型分類と臨床医への要望
津山 直子
1
,
竹内 賢吾
2
1がん研究会がん研究所病理部
2がん研究会がん研究所分子標的病理プロジェクト
pp.2078-2081
発行日 2015年11月10日
Published Date 2015/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223788
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ポイント
●リンパ腫の診断に必要な情報は,形態学,免疫形質,染色体,遺伝子,臨床情報であり,これらの情報を最大限に活用することが望ましい.
●いくつかのリンパ腫では,遺伝子異常などの分子病態や臨床病態が分類を規定する因子として重視されている.
●臨床診断と病理診断が異なる場合,臨床医と病理医は十分なディスカッションを行い,適切な治療方針を決定する.
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