特集 いまアレルギー外来がおもしろい—安全で効果の高い治療を使いこなす
アレルギーcommon diseaseの診断・治療・生活指導
接触皮膚炎の診断と治療
佐野 晶代
1,2
,
松永 佳世子
1,2
1藤田保健衛生大学医学部アレルギー疾患対策医療学
2藤田保健衛生大学医学部皮膚科学
pp.1955-1958
発行日 2015年10月10日
Published Date 2015/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223762
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ポイント
●アレルギー性接触皮膚炎の原因物質と抗原の診断には,パッチテストが有用である.
●2012年度の本邦におけるジャパニーズスタンダードシリーズの陽性率では硫酸ニッケルが最も高かった.
●接触皮膚炎の治療では,原因となる接触物質を確定し除去することが重要である.
●治療に用いるステロイド外用薬により,接触皮膚炎を生じることもある.
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