特集 いまアレルギー外来がおもしろい—安全で効果の高い治療を使いこなす
治療薬を使いこなす
妊娠・授乳とアレルギー疾患治療薬
後藤 美賀子
1
1国立成育医療研究センター妊娠と薬情報センター
pp.1912-1915
発行日 2015年10月10日
Published Date 2015/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223752
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ポイント
●妊娠初期に薬剤投与を行う場合は,疫学研究で催奇形性が否定的な薬を用いる.
●気管支喘息患者が妊娠を希望した場合,病状の安定を優先し必要な薬は継続する.
●アレルギー性鼻炎・結膜炎の妊婦では,抗原回避を原則とし,局所投与薬を適宜用いる.
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