特集 感染症診療 それ,ホント?
入院編
感染症があっても悪性疾患の化学療法を始めなければならないケースがあるってホント?
馬渡 桃子
1
1群馬大学医学部附属病院感染制御部
pp.958-960
発行日 2015年5月10日
Published Date 2015/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223518
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ポイント
●感染症の治療をしている間に化学療法のタイミングを逃すことにならないか留意する.
●感染症,悪性腫瘍,宿主の免疫状態の3点からアセスメントを行う.
●抗腫瘍剤投与によって宿主の免疫状態が時期により異なることに留意する.
●最善の治療を行うには他科・他職種と連携しながら迅速な判断が必要である.
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