特集 がんを診る
内科医ががんを診るということ
総合内科と腫瘍内科の連携
東 光久
1
1天理よろづ相談所病院総合内科
pp.498-501
発行日 2015年3月10日
Published Date 2015/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223160
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ポイント
●総合内科医の診療領域はがん診療にも親和性があり,腫瘍内科医と協力して診療に当たることが求められており,それは専門医カリキュラム(または案)のなかでも具体化してきている.
●その際重要なのは,コミュニケーション,協力を惜しまない姿勢,互いの領域を双方がオーバーラップするという意識である.
●がん患者は,診断や抗がん治療時期を超えても,がんサバイバーとしてさまざまな困難に直面する.その過程をがんサバイバーシップといい,総合内科医のかかわるべき新たなフィールドである.
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