EDITORIAL
肥満
油谷 友三
1
1徳島大内科
pp.1183
発行日 1968年10月10日
Published Date 1968/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223064
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肥満が個体の健康保持に有害であることは周知であって,近年わが国においても本症はしだいに増加の傾向にある.
肥満の臨床で,肥満の軽度のものではその判定に迷うことがある.理論的にはunder water weighingによって個体の脂肪量を算出するのが妥当であるが,必ずしも容易に実施できるものではない.そこで標準体重表による方法が用いられ,あるいはこれを簡略化して種々な式によって,身長・体重から標準体重を算出する方法が用いられている.詳細は文献(診断と治療,55巻5号,高岡)にゆずる.
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