特集 循環器薬up to date 2015
急性期治療
急性肺血栓塞栓症,静脈血栓症
山田 典一
1
1三重大学医学部附属病院循環器内科
pp.30-34
発行日 2015年1月10日
Published Date 2015/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223013
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ポイント
●抗凝固療法が基本的治療法であり,疑った段階で開始する.
●初期治療は未分画へパリンやフォンダパリヌクスといった即効性を有する抗凝固薬で開始し,慢性期にかけてワルファリンやエドキサバンに切り替える.
●血栓を生じた危険因子に応じて抗凝固療法の継続期間を決定する.
●重症例にはより迅速な血栓溶解を期待して血栓溶解療法を行う.
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