今月の主題 循環器薬の使い方
不整脈
クラスIA抗不整脈薬の使い方
小川 聡
1
,
佐伯 公子
2
1慶応義塾大学医学部・中央臨床検査部
2慶応義塾大学・呼吸循環内科
pp.1506-1508
発行日 1989年9月10日
Published Date 1989/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402222662
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クラスIA抗不整脈薬の代表であるキニジン,プロカインアミド(アミサリン®),ジソピラマイド(リスモダン®)は,第1世代の抗不整脈薬の範躊に分類されてはいるが1),いわば抗不整脈療法の基本的薬剤として今だに広く臨床的に使用されている.一方,第2世代と考えられる種々のクラスIB,IC薬が近年注目され,この中でもいくつかがわが国でも使用されるようになっているが,これに伴い,従来のクラスIA薬の意義,あるいは第2世代薬との使い分けが一層重要になってきている.
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