今月の主題 膠原病診療の実際
診断へのアプローチ
慢性関節リウマチ
吉沢 久嘉
1
1国立相模原病院・内科
pp.1366-1367
発行日 1987年8月10日
Published Date 1987/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402221037
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慢性関節リウマチ(RA)と診断するときに,これさえあればというような,いわゆる決め手になるものはない.したがってRAのもつ症状や検査所見との組み合わせで診断をつけて行く方法がとられている.これには現在,アメリカリウマチ学会の手になる診断基準1)があり,世界的に用いられている.わが国でも広く利用され,論文発表の際には必ずといっていいほどこの診断基準に拠ったことが明記されているほどである.
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