Japanese
English
循環器疾患診療メモ
不整脈原性右室異形成
arrythmogenic right ventricular dysplasia (ARVD)
山科 章
1
,
高尾 信廣
1
1聖路加国際病院・内科
pp.934-936
発行日 1987年5月10日
Published Date 1987/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402220975
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
不整脈原性右室異形成 arrythmogenic right ventricular dysplasia(ARVD)は1978年にFontaneら1)により提唱された原因不明の疾患単位であり,右室起源の心室頻拍(VT),右室に限局した心筋病変すなわち右室の拡大,壁運動異常,右室壁への脂肪浸潤をその特徴としている.本疾患は比較的稀な疾患であり,その病因,病態,治療法,予後などに関して不明な点が多いが,その臨床的特徴を中心に解説する.
Copyright © 1987, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.