今月の主題 体液・電解質補正の実際
輸液の基本的ルール
水,Naの投与量とスピード
北岡 建樹
1
,
高山 公洋
1
,
越川 昭三
1
1昭和大学藤が丘病院・内科
pp.940-941
発行日 1986年6月10日
Published Date 1986/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402220387
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輸液の量と速度を決めることは,輸液療法を実施する上での重要な事項である.過剰な輸液量や急速な投与では肺浮腫や心不全を誘発する危険があるし,過少な投与量では輸液治療の効果が遅延することになる.このような輸液技術は輸液法の違い(維持輸液や欠乏量輸液),患者の循環系の機能あるいは体液量の程度によっても異なる点を理解しておく.
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