カラーグラフ 臨床医のための血液像
白血球増多症(2)
原 芳邦
1
Yoshikuni Hara
1
1茅ケ崎徳洲会病院・内科
pp.686-687
発行日 1984年4月10日
Published Date 1984/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402219001
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今回はリンパ球系の白血球増多症を取りあげる.
正常リンパ球 末梢血中に見られる正常リンパ球は大きさから,小リンパ球(図1左)と大リンパ球(図1右)とに分かれる.どちらも核は濃染し,核の内部構造はほとんどわからない.細胞質は通常淡い青色に染まり,数個のアズール顆粒を有することがある.
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