臨時増刊特集 問題となるケースの治療のポイント
V.消化管・腹膜疾患
胃切除後の困難症の治療
103.術後再発潰瘍
大久保 高明
1
Takaaki Okubo
1
1池袋大久保病院
pp.2308-2310
発行日 1983年12月1日
Published Date 1983/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218644
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症 例
34歳男.某医に十二指腸潰瘍で胃切除,BillrothII法.術後2年心窩部痛,胃切除後再発潰瘍にて入院,内科療法を受く.約6カ月後,多量の下血,ショック状態となり当院入院.輸血,補液により一般状態の回復をまち,内視鏡,残胃X線撮影の結果,吻合部対側腸管に潰瘍を認める.
胃液検査MAC 40mEq/l,Hollander Test negative MAO 4.5mEq/h(ガストリン).
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