臨時増刊特集 問題となるケースの治療のポイント
I.感染症
感染症治療の新しい概念
15.尿路感染症
大澤 炯
1
Akira Osawa
1
1琉球大学医学部・泌尿器科
pp.2094-2096
発行日 1983年12月1日
Published Date 1983/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218556
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症例
65歳,男性.主訴:悪寒戦慄を伴う発熱.
現病歴:膀胱腫瘍のため3年8カ月前に膀胱全摘および回腸導管造設術を受け,以後特記すべきことなく経過していたが,突然主訴を認め他院にて抗生剤の投与を受けたが下熱せず,39℃以上の発熱を2日間にわたって認めたため8月20日入院した.
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