図解病態のしくみ 循環器疾患・3
高血圧性血管病変 その1
須永 俊明
1
Toshiaki SUNAGA
1
1佐賀医科大学・内科
pp.475-480
発行日 1981年3月10日
Published Date 1981/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402217086
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高血圧性血管病変には,二つの重要な面がある.すなわち,本来,高血圧によって起こるか,または一部高血圧の発症あるいは持続の要因になっている動脈病変(主として小型動脈,ときに中型動脈も含む)および大型動脈の粥状硬化の促進因子としての高血圧によって生ずる粥状硬化の修飾病変とである.
本稿では,前者の概要をのべる.
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