今月の主題 実地医のための臨床細菌学
抗菌剤感受性と耐性
最近の耐性率
中谷 林太郎
1,3
,
野崎 真弓
2
,
村上 文枝
2
,
小沢 悦子
2
,
松崎 広子
4
,
富川 久美恵
4
,
佐藤 喜春
4
,
鹿島 ひさ
4
,
甲田 雅一
4
,
斎藤 誠
5,6
,
松原 義雄
7,6
,
小酒井 望
8
,
小栗 豊子
9
,
国井 乙彦
10
,
松本 慶蔵
11
,
富岡 一
12
,
小林 芳夫
12
,
内田 博
12
,
神木 照雄
13
,
吉崎 悦郎
13
,
大当 正紀
13
1東京医科歯科大学医学部微生物学教室
2検査部微生物検査科
3東京医科歯科大学微生物学教室
4東京警察病院中央検査第一部・細菌検査室
5感染性腸炎研究会
6都立墨東病院
7都立豊島病院感染症科
8順天堂大学医学部臨床病理学教室
9中央臨床検査室
10東大医科学研究所付属病院内科
11長崎大学熱帯医学研究所内科
12慶応大学付属病院中検
13国立大阪病院臨床検査部
pp.976-996
発行日 1978年7月10日
Published Date 1978/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402207944
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今日,各種の感染症に対して数多くの抗菌剤が汎用されている一面,高率の耐性率が問題視されている.しかし,ぞれそれの起因菌についての耐性率をまとまってみる機会がきわめて少ないのが現状ではなかろうか.そこで今回は各施設および研究グループの方々に,研究対象となっている起因菌の感受性と耐性率についてデータをお寄せいただいた.施設間でデータに若干の相違はあるが,明日からの抗菌剤療法に一つの指針を与えてくれると思う.
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