臨床病理医はこう読む
肝機能検査(3)
山崎 晴一朗
1
,
久原 厚生
1
1久留米大病態検査科
pp.1038-1039
発行日 1977年7月10日
Published Date 1977/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402207290
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直接型ビリルビン優位の軽度の黄疸であり,肝細胞障害の指標であるGOT,GPTも300U以下の中等度上昇であること,さらにTTT,ZnTTの高値より慢性肝疾患の存在が考えられる.なかでも肝硬変と慢性肝炎の鑑別が重要である.
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