今月の主題 腎不全の病態と治療
臓器面からみた臨床像
出血
青木 延雄
1,2
1自治医大内科
2血液学研究所
pp.486-487
発行日 1976年4月10日
Published Date 1976/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402206510
- 有料閲覧
- 文献概要
尿毒症を呈する急性および慢性腎不全患者の約半数近くに,出血傾向がみられる.症状は,軽重さまざまであり,軽度の紫斑の出現から,胃腸管あるいは中枢神経系の重篤な出血がみられる.急性腎不全の6%は出血死によるものとの報告がある.
Copyright © 1976, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.