新設医大訪問・自治医科大学
新しいカリキュラムによる医師づくり—自治医大内科 高久史麿先生に聞く
編集室
pp.956-958
発行日 1974年7月10日
Published Date 1974/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402205508
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各県下から英才を集めて
自治医大も,創立3年目に入り,この4月には付属病院も開院になったと伺っております.来年からいよいよbedside teachingも始まるわけですが,こちらではどんなドクターを育てようとなさっているの。かを伺いたいと思います.まず日本の全県下から学生さんが選抜されてくるわけですが,どんなシステムで選抜が行なわれるのでしょうか.
高久 この大学の入学のためには一次試験と二次試験があり,一次試験は各県で行なわれています.一次試験では学科と面接の両方が行なわれていまして,そこで,各県毎に6人から8人.全体で400人前後が選ばれます.その人たちがこの大学で二次試験を受げるわけですが,ここでも学科と面接の両方を行ないます.その結果,各県ごとに2人ないし3人を選抜します.
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