今月の主題 問診
系統別問診法
神経疾患の問診のすすめ方
飯田 光男
1
1名古屋大学内科・検査部
pp.692-693
発行日 1973年6月10日
Published Date 1973/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402204757
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一般に問診は医師側の疾患への精通度を直接反映するものであり,その疾患への経験が深ければ深い程,完全に近い問診がとれることになる.したがって完全無欠な問診をとることには,臨床経験と同じく終着駅はないといえるし,毎日毎日が修練の場となる.
問診は患者およびその疾病にアプローチする第一関門であり,これを理想的に完全に果たすことは診断への大きな助けとなり,あるいは直接に結びつくものであり,これは神経学領域ではその感が特に深い.
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