全国教室めぐり
基礎と臨床との有機的な融合をめざす—阪大・第3内科
国府 達郎
1
1阪大第3内科
pp.1832
発行日 1971年11月10日
Published Date 1971/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402203920
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医化学に専門的な知識をもっておられる山村雄一教授が第3内科講座を担当されるようになってから,9年になる.その間,基礎医学と臨床医学との相互の有機的な融合をモットーとして教室員を指導されてきた.すなわち,ベッドサイドで臨床上重要な問題をつかみ,これをしっかりと基礎医学の場で探求し,その成果を再び臨床の場に帰すということで,これがうまくいって始めて医学の進歩もありうるし,また人類への貢献も達成されるのである.
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