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Current Abstracts
浦田 卓
pp.516-517
発行日 1971年4月10日
Published Date 1971/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402203591
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自動車事故は"避けられぬ運命"か?
ドライブ中死亡した人たちの行動的因子を決定するために研究が行なわれたが,それによると,関係者の80%は,精神病とハッキリ診断してもよいほど高度な精神的および情動的障害を実際に示していた.研究の対象となった人びとの1/4は,反社会的人格をもっていた.60%がアルコール中毒であった.ドライバー5人につき1人は,さいごの殺人的爆発までは,意外にも極端におとなしいというパターンを示した.ドライバー4人につき3人は,中毒にかかっており,一般に中毒の程度は高度であった.
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