Current Abstract
術後感染の原因—American College of Physicians April 25, 1968
pp.636
発行日 1970年5月20日
Published Date 1970/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402203094
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手術後の期間に感染にかかることが多いことはよく知られているが,これは,患者の体内で蛋白質とDNAを合成する能力が,低下するからかもしれない.すなわち,外科的ストレスに反応して放出せられた副腎皮質ホルモンが蛋白質とDNAの合成を抑制し,けっきょくは,感染を防ぐリンパ球の生産を低下させるという順序かも知れない.
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