診断のポイント
いわゆる小児喘息
中山 喜弘
1
1九段坂病院小児科
pp.185-186
発行日 1970年2月10日
Published Date 1970/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402202973
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"小児喘息"という病名がしばしば用いられる.乳幼児でことに寒い季節にゼロゼロが治りにくかったり,くり返したりしている症例に名づけられ,これは成人になるまでに治ってしまうのが普通なので,成人の気管支喘息とは異なるとして,小児喘息という病名がつけられているようである,ゼロゼロが喘息もちであるとの考えと,小児喘息といえば成人になるまでには治るからと家人が納得するので,安易に用いられる傾向がある.
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