他科との話合い
東京横浜喘息からいわゆる四日市喘息まで—公衆衛生学者と臨床家とのあゆみより
児玉 威
1
,
北 博正
2
,
三上 理一郎
3
,
吉田 克己
4
,
長岡 滋
5
1神奈川県衛生研究所
2東京医歯大衛生学
3東大内科
4三重大公衆衛生学
5都立広尾病院第一内科
pp.1394-1401
発行日 1965年9月10日
Published Date 1965/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200995
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
「くさい空気が流れてくると,急にいきがとまりそうになる。いそいでお医者さんのところへかけこむと,となりのおじいさんも,むかいのおばあさんもかけこんできた。」という四日市の患者のなまなましい訴えは,東京から訪ねた臨床家をおどろかせた。
しかしこの問題は,皮相的にはとらえられないし,またとらえてはならない。そこでこの座談会が企図されたのである。
Copyright © 1965, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.